ダイニングテーブルの脚を取り付けるためのNCプログラミング

テーブル天板に着脱可能な脚を取り付ける方法

レッグフィックスって知ってますか?女性用パンストではありません。

レッグフィックスと言う同じ名前ですが・・・レッグフィックスという取り付け金具を使ってダイニングテーブルの脚を固定します。

天板に幕板無しで直接ジョイントするので見た目スッキリとしています。まるで天板に脚が生えているようにシンプルです。

脚を取り付けたらジョイント金具のレッグフィックスは脚と天板内部に隠れてしまい、極一部分しか外に出てないので見た目スッキリ収まってます。

レッグフィックスBを使って脚を取り付けるためには凹金具をテーブル天板に埋め込まなければ成りません。また脚にも凸金具を・・・。

治具(成形型)を作ればトリマーやハンディルータでも加工可能ですが、NCマシンで加工した方がきっちり正確な座彫りが出来て時間短縮にもなります。

ダイニングテーブルやセンターテーブル等、天板に幕板無しで直接脚を固定するときはこのレッグフィックスBを使う訳でして、NCのプログラムも一度作ってデーターを保存しておけば二回目以降は更に時短につながりより効率的です。

NCルータマシンで加工可能なダイニングテーブルの天板サイズの最大値は2000×1000なので、NCマシンには稼働軸が四つ有り四種類の刃物をセット可能ですが回転刃が隅から隅まで広範囲に動けるのは二番軸だけに限られます。

また、無垢天板のダイニングテーブルは無垢であるが故に反る可能性が有りますので、反り防止金具を天板内部に埋め込む必要があります。こちらもNCマシンで加工してしまいます。

NCマシンには稼働軸が四つ有り、前述のとおり二番軸以外は広範囲に動けませんので、二番軸の刃物だけでレッグフィックスBの座彫りとT字金具埋め込み溝加工まですべてを一本の刃物でまかなうようにプロクラミングしました。

二番軸には12mmストレート刃をセットして、各々の形状を加工するために径補正値を5種類つくり、それぞれ加工に応じて径補正値を代えて一本の刃物で全行程を加工出来るようにしました。

加工天板のサイズ変更にも即座に対応するための工夫

ダイニングテーブルやセンターテーブルの天板サイズが代わる度ごとにプログラムを作り直すのも面倒なので、Excel表計算ソフトを使ってプログラムを作ると更に便利になるのでは?と思いましてやってみました。

やり方はとっても簡単です。

Excel内の一つのセルに一連のプログラム文字を文章に見立てて書き込みます。NCプログラムの一行一行の文字列をExcelの行を代えて書き込みます。

プログラム中で数値が必要な箇所は1セルとして区切ってそこに数式を入力しておきます。

指定した数値(セル)だけを変更出来るようにして、それ以外は書き込んでしまう。

やり方は大変簡単なんですが、言葉で説明しようとすると、シドロモドロで何を書いているのか、どう説明していいのやら…自分でも解らなくなりました。ので止めます。

要は上の図でA,B,C,D,E,F,G,Hの値を入力すればNCプログラムが出来上がってしまう。

・・・ということです。

Excelをうまく使い結局天板以外に脚のサイズや天板に対する脚のセット位置や天板に埋め込む反り止め金具の長さなども、各々のセル内に数式や数値を入力すれば、一発でプログラムが出せるようにつくりました。

Excel計算で基本中の基本数式の四則計算(加減乗除)を使って作りました。難しいマクロ関数など解りません。

つまり、目的のダイニングテーブルの各サイズを所定の場所(セル)に入力すれば、一瞬にしてプログラムが出来上がってしまうのです。

Excel内に出来上がったプログラムを範囲指定して、そっくりコピぺします。

それをそっくりそのままメモ帳に貼り付けるだけです。

ただし、出来上がったものはテキストファイル形式ですが、保存するときには拡張子をNCに指定して保存しなければ、NCマシンが受け付けてくれません。

メモ帳に貼り付けられたプログラム文章(?)は文字間が隙間(スペース)だらけの見た目虫食い状態ですが、まったく構いません。

NCプログラムの頭の%と尻尾の%の外にスペース(空白)が有ると、NCマシンはエラーになり受け付けませんが、%~%内にスペースが幾らあっても全然お構い無しで、NC操作ボックスのディスプレには、綺麗に整ったプログラムとして移行されてしまいます。

こんなことは誰でも多かれ少なかれNC従事者はやってらっしゃることなのかも知れませんが、私は他店のNC従事者との交流が全く無いものでヨソサマがどんなやり方をしていらっしゃるのか全然解りません。

今回はダイニングテーブルにレッグフィックスを埋め込むためのNCプログラミングについて書きましたが、他にもExcelを使って効率よく仕事をしています。

計算に疎い私ですので・・・計算は計算ツールにお任せです。

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