組立式額縁のジョイント部分について試作検討中

油絵額縁S50号のジョイント部分にはLamello fixoを使いきっちりジョイント出来るかどうかを検討中です。

試作としまして積層合板30mm厚みを二枚幅70mmにカットして、これらを45度切りして額縁の角に見立ててジョイントしてみました。

最初は両方の45度面どうしを合わせてその上にマキタのジョイントカッタを定規無しで乗せていきなり掘ったら、振動でカッターがぶれて切り口がギザギザにバリが出てしまいました。

そこで、簡単なコーナー治具を作り、振動でブレ無いように固定した状態でジョイントカッタースイッチオン・・・きっちり堀口も綺麗に掘れました。

Lamello Fixoは一枚でも充分強度は保てそうですが、試作と言うことで二枚入れてみました。

上画像では端っこにFixoを入れてますが、原物では内側にキャンバスを入れ込むための内枠を桐材ではめ込む予定です。

今回の注文額縁は軽く軽く・・・ですので、外周はタモ材で囲んで見えない内側のキャンバスを収める部分だけ桐材で作る予定です。

今回試作に使った厚み30mm積層合板は厚み25mmのファルカタ材を厚み2.5mmのラワンベニヤ2枚でサンドイッチ状に挟んだもので、ビスが効かないほどに柔らかく頼りない材質でしたが・・・

Fixoをジョイント穴に打ち込むときには、ハンマーでかなり強く叩かないと巧く収まりませんでした。

柔なファルカタ材でさえこんなに堅いのならば・・・実際のタモ材だったら尚手強いのではなかろうかとやや心配です。

当工房内で組立完成迄行えるのだったら問題ありませんが、注文主(おばちゃん)様が自分でFixoをきっちり収め得るだろうか・・・とやや心配です。

月形の窪み穴に垂直にさしこまなければなりません。
もし最初斜めに打ち込むと駄目で後から修正出来ません。

試作では接着剤は何も着けてませんが、接合部分はピッタリくっついてびくともしません。

注文主様が簡単にしかもきっちりとジョイント可能な方法を他に見つけなければなるまいぞ・・・。

前述のLamello Clamex Sが最も無難な選択のような気がします。

最小包装単位の18組みセットはAmazon には売ってなく、楽天市場では在庫切れで80組みセット(23544円)が販売中でした。他のサイトも同様に80組みセットのものばかり。

あちこちサイトをみてまわって、Yahoo!ショップに18組みセットを発見しました。楽天市場より高めでしたが、早々に注文しました。

Clamex Sは今回の額縁では、普通の作り方の様につくることが出来ます。

普通の作り方とは額縁の内側を加工したら45゜カットして直ぐ接着。接着剤が乾いたら四隅の角にチギリを入れて接着固定。接着剤が完全に乾いたら、額縁の外周加工して、鉋がけ・・・裏表のジョイント部分の目違い払いをやって、最終木地研磨後、塗装仕上げまで。

Clamex Sがあれば上記のやり方を一部を除いて殆ど全部やり通してから、分解して梱包し配送可能です。
お客様へお届け完了後お客様が独りで簡単にジョイント可能かもです。

Clamex Sは額縁外で何に使えるか?・・・と自問自答。

家具塗装に使えそうです。
家具は組み立ててから塗装するか?
部材のままで塗装してから組立るか?

・・・いつも迷うところです。

一長一短ありで前者は強度的には強いが仕上がりがイマイチで、後者は仕上がりは綺麗ですが強度はやや弱い。

ここでClamex Sを使うと成れば、接着剤は着けなくともきっちり接合出来るので、あたかも接着したかのごとく次々と加工が進められて、木地研磨前の段階にきたらClamex Sを外して家具を分解し、木地研磨~仕上げ塗装まで進めることが出来そうです。

ところで、Clamex Sは厚みが8mmなのでラメロの純正カッター専用機が有れば一発で穴加工ができますが、持ちません。高いので買えません。

・・・ので、代替え品としてマキタのジョイントカッターを使います。掘り幅が4mmなので8mmにするためには4mmずらして2回掘りしなければなりません。自作コーナー治具に4mmベニヤ一枚を挟んでやれば大丈夫かな。

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